「赤ちゃんは生後1か月になったら人の顔が分かるようになるよ」
「生後3か月くらいだと、声を出して笑うようになるでしょう」
赤ちゃんが生まれたばかりのお父さん、お母さんはこんなことを言われたことがありませんか?
この記事では、赤ちゃんが毎月どのような発達をしていくのかが分かる発育目安のカレンダーをダウンロードすることができます。
ご家庭で印刷できますので、ぜひ活用してくださいね。
発達目安のカレンダー、書いてあることがバラバラ!?
子どもを育てた経験がある人ならば「生後○か月くらいの赤ちゃんは△△ができる頃」とだいたいわかっていると思います。
経験がない新米ママだったわたしは、冒頭のようなことをいろんな人から言われても「そうなんですか~、へ~」とぼんやりした返事しかできませんでした。
それからは、赤ちゃんの発達の目安になるものが欲しくて母子手帳を読み、インターネットで検索し・・・。
検索をするとたしかにたくさんの「発達目安カレンダー」がでてきました。
有名なミルク会社や、知育教材会社などがそれぞれ目安カレンダーをインターネットに載せています。
ただ、検索すればするほど気付いてしまったことがあります。
それは
- どの目安カレンダーにも、書いてある目安と書いてない目安がある
- 1才以降は成長の目安が大ざっぱなものがほとんど
ということ。
「もっと全部を網羅している詳しい発達目安カレンダーはないかなぁ」ともやもやするばかりでした。
どれだけ検索しても自分好みの、すべての情報が入っているカレンダーを見つけられなかったので
なければ自分で作ってしまえ!
と、あちらこちらから情報をかきあつめ、いろいろ情報もりだくさんの総まとめカレンダーを作成しました。
同じような悩みをもつママさんパパさんに、このカレンダーがお役に立てばうれしいです。
赤ちゃんの発達って、どんな種類があるの?
一口に「発達のめやす」と言っても、赤ちゃんは日々さまざまに成長しています。
0~1才くらいまでの発達は、社会性・言語・運動の3つの分野に分けることができます。
たとえば生後3か月くらいの赤ちゃんなら
- 人の顔を見つめる
- 音に反応する
- 腹ばいで頭をあげる
などのことができるようになってくるので、これを3つの分野に分けるとすると
- 【社会性】人の顔を見つめる
- 【言語】音に反応する
- 【運動】腹ばいで頭をあげる
となります。さらに細かくなると
【社会性】→対人関係・生活習慣
【言語】→→発語・言語理解
【運動】→→微細運動・粗大運動
と分かれますが、あまり細かくても分かりにくいので発達目安カレンダーでは省略しています。
さらに、1才以降の発達のめやすでは上記の3種類に加えて
【知能】
も加えています。これは「なぐりがきをする」とか「大きさの違いがわかる」といったことです。
0才のスケジュール管理が大変!?
起きては授乳をし、泣いては抱っこしてあやして・・・0才はこの繰り返しで、世のママさんパパさんたちは毎日大変な思いをしているのではないでしょうか。
わたしもその1人です。
それなのに0才って、やることがたくさんあって実は大忙しなんですよね。
お家のイベントだと
- お七夜
- お宮参り
- 100日祝い
- お食い初め
- ハーフバースデー
- 離乳食スタート
- 誕生日
市役所や病院関連のイベントだと
- 予防接種(毎月)
- 健康相談や健康診断
- 離乳食教室
など、もりだくさんです。
この発達目安カレンダーにはメモ欄をつけましたので、発育目安を確認しながらメモしたイベントを確認できるようになっています。
実際の9月生まれの娘のカレンダーです。
できるようになった成長目安は、わかりやすくマーカーでぬっています。
また健診やイベントの他に、病児保育や一時保育の申し込み期間のメモも書いてあります。
↑リンクからPDFをダウンロード・印刷してお使いください。
発育目安カレンダーを貼っておくメリット・デメリット
わたしはこの発達カレンダーを壁に貼って、すぐに見えるようにしています。2年間使ってみて、よかった面とそうでない面があったので参考になればうれしいです。
メリット
- 次にどのように成長するのか楽しみにできる
- 一般的な発達をしていることがわかり安心できる
- 未達成がすぐわかり、一緒に練習できる
- 家族で情報を共有できる
目安カレンダーは一目でわかりやすいので、自分以外の家族もよく見てくれます。
夫もこのカレンダーを見て「首がすわるのはいつ頃なのかな~」とか「これはもうできてるよ!」とか話をしています。家族一緒に赤ちゃんの成長を感じられるのは大きなメリットです。
デメリット
- なかなか達成できない成長目安があると不安になる
他の赤ちゃんと比べて成長が遅いと、不安になりますよね。わたしもそうでした。
しかしこれは裏を返せば、達成できない成長目安があるから早めに小児科で診てもらおうというきっかけになると考えています。
仮になにかしらの発達障害があったとして、一番大切なのは早期発見・早期療育です。
カレンダーを見ることで早く発見して、早く療育につながることは赤ちゃんにとってメリットとなります。
発育目安カレンダーの紹介まとめ
おすすめポイント
- 家族で赤ちゃんの成長を共有できる
- 次の成長がわかり、楽しみにできる
- 一般的な発達と比べることができる
子育ての日々はめまぐるしく、赤ちゃんは気づかないうちにどんどんと成長します。
このカレンダーと一緒に、家族で楽しい子育てができますよう、お役にたてたらうれしいです。
素敵な子育てライフを!らくまいぺーすの めい(@_mei__pig_) でした。