友達が「うちの子には反転学習が合うみたい」って言ってたんだけど、知ってる?
知ってるよ。しばらく前から話題になっている教育トレンドなんだけど、まだまだ広まってないから分からないよね
結局、「反転学習」って何なの? うちの子でもできるかな?
家庭学習でも、取り組み方次第でできるよ。やってみよう!
- 反転学習ってなに?
- 反転学習の取り組み方ってどうやるの?
- 反転学習のメリット・デメリットってあるの?
学び方は色々あるから、反転学習でアウトプット力を身に着けるのも一つのやり方!
反転学習は小学校から高校や大学、学習塾に企業内研修まで、近年どんどん広がっています。
子どもよりも一足先に、反転学習について学んでみませんか?
小学校と特別支援学校の教員を13年間経験した、めいがお伝えします!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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「反転学習」のキホン
「反転学習」はアメリカで効果が実証された「授業」と「家庭学習」を入れ替えた学習スタイルです。
自分で学ぶことからスタートして、多人数の場では交流を生かした学習を展開します。
従来の学習
- 授業:新しい内容を理解するために授業を受ける
- 家庭学習:習った内容を定着させるために復習する
反転学習
- 家庭学習:新しい内容を事前に学んで理解する
- 授業:学んだ内容を発表したり意見交換をして学びを深める
取り組み方にはいくらかのパターンがありますが、基本は「家庭学習」→「授業」の流れになっています。
簡単にまとめると、復習よりも予習重視! ということかな
反転学習の取り組みバリエーション
反転学習のやり方に厳密なルールはありません。今も試行錯誤が続いています。
よくある取り組み方のバリエーションを見てみましょう。
家庭学習での取り組みパターン
- 教科書などの資料を読む
- 動画教材で学ぶ
- まず自分でドリルなど問題を解いてみる、考えてみる
授業での取り組みパターン
- 学んだ内容について発表する
- 考え方の違いや特徴を話し合いする
- 質問や解説を中心にして子どもの学びをフォローする
2022年度からの新しい学びの内容(学習指導要領)として、「アクティブラーニング」という言葉が挙げられています。
子どもの積極的な姿勢を重視するアクティブラーニングとも合う「反転学習」は、今後も増えていく可能性が高いです。
より良い勉強のためには、新しいやり方も取り組んでみたいね
反転学習の実践例ってこんな感じ
実際に小学校で行われた、反転学習の授業例を紹介します。
- 小5音楽:リコーダー演奏を撮影して、家庭での練習を中心に。学校行事でも十分演奏できた
- 小6算数:「比例と反比例」の単元で解説動画を作成・使用し、通常より少ない時間で理解できた
- 小6英語(※教科化前):自己紹介を考える授業で、サンプル動画を事前に視聴。授業では単語などを質問して完成させた
この他にも体育や理科などで取り入れた授業の例があがっています。
短時間で深く、効率的に学べるんですね。
短い時間で理解できたら、もっと発展的な内容や復習のための時間も作れていいかも
反転学習のメリット・デメリット
反転学習の最大の特徴は「教えてもらうより先に、自分から学ぶこと」です。
実際に反転学習で行う授業には、他にもこんな特徴があります。
- 予習の段階で動画を見るなど、デジタル機器を主に使用する
- より「多人数で学ぶこと」「指導者がいること」を生かした授業になる
- 質の良い(深い)学習ができ、記憶に残りやすい
一人での学習はデジタル機器でサポートし、「デジタル機器ではできないこと」を授業の中心にすることが多いです。
家でできることと学校でできることと、両方生かせるね
反転学習のメリット
反転学習のメリットで多く挙げられるのは「学習する子どもの意欲が上がること」です。
他も含めて4つ挙げてみます。
- 自分の行動から始まるので、意欲をもちやすい
- 最初に自分のペースで出来るので、理解するまでじっくり取り組める
- アウトプットの機会が増えて表現力が上がる
- 短時間の授業で深く掘り下げた内容にできる
今までのやり方では受け身になってしまうことや、アウトプットの経験が不足するという欠点を指摘されてきました。
反転学習には今までの教育のデメリットを解消できる部分が多くあります。
今までより効果的な授業なんて
反転学習のデメリット
今後広まっていく可能性のある反転学習ですが、今すぐ授業で行えるわけではありません。
さまざまなハードル、デメリットがあります。
- 子どもが予習してこない場合、授業が成立しない
- 一人での学習が難しい場合はサポートが必要(機器の操作、言葉の知識など)
- 予習用教材の準備が大変
- 紙の資料でも可能だが、より生かすにはデジタル教材の環境が必須
スタートの部分を子どもに任せることになるため、最初につまづくと授業への参加も難しくなってしまいます。
また、子どもが十分な環境で予習するには、かなり周到な準備が必要です。
家でするのも先生がやるのもちょっと大変そう
反転学習におすすめなのはタブレット教材
反転学習を効果的なものにするためには、「家庭での学習環境」が大切だということがわかりました。
まだ日本の学校では本格的な反転学習の導入はありませんが、
家庭学習でインプット
↓
学校の授業でアウトプット
この流れを今から作ることは、各家庭でもできますよね✨
そこでおすすめなのが家庭でのタブレット教材です。
わが家では、いくつかタブレット教材を使っているのですが、そのうちの1つが「RISU算数」というタブレットです。
RISU算数のよさは、ざっくりとこんな感じです😊
- 1回あたりの問題数が少ない
- 問題を解くと、点数に応じて毎回ポイントがもらえる
- ポイントをためてiPhoneや図鑑など魅力的なものと交換できるため、モチベーションになる
- ステージの地図がわかりやすく、現在地がどこか一目でわかる
- 自分がクリアしてきた足跡がステージの地図で見えるので、達成感を感じやすい
- 間違えた問題は、数日後に自動的に復習として出題される
- 問題を解くと心地よい効果音が鳴り、問題を間違えても不快な音が鳴らない
- タブレットなのにサクサクと動作し、子どもが使ってもストレスがない
- 数字をタップして答えればいいので、手数がかからず取り組みやすい
スモールステップで教材が組まれているから、子どもが取り組みやすいんだね
RISU算数の注意点
私は気に入って使っているRISU算数ですが、子どもや保護者の方によっては合わない場合があります。
受講してみて「思っていたのと違った・・・」とならないように、注意点をお伝えしますね。
- 文字や数字が小さめなので、子どもによっては見えにくい可能性がある
- Wi-Fiのある場所でしか使えない
- 料金体系がわかりにくいので、要注意 → RISU算数公式サイト
- 月額払いではなく、年払い
- 支払いはクレジットカードのみ
とくに料金面での注意が必要です。
RISU算数は月額払いではなく、年払いのみの扱いです。(1年間で33,000円で、月額に換算すると2,750円(税込))
さらに中途退会の場合、返金制度はありません。(公式にわかりやすい記載がなく、RISUで唯一残念だなぁって思うところ)
ですので気になる方は、契約前に1週間のお試しをしっかりしてみることをおすすめします!
本来RISU算数ではお試しシステムがないので、普通であればすぐに1年の契約になってしまうのですが、このページからなら1週間のお試しができるクーポンコードを発行してもらっています。
RISU算数お試しのシステムについてご説明しますね。
- お試し期間は1週間
- そのまま契約に進めば、お試し料金は無料
- 契約に進まなければ、お試し料金1,980円(税込)がかかる
- 小学生用のRISU算数と、未就学児用のRISUきっずがある
私のインスタグラムのページでRISU算数をよく紹介するのですが、毎回かなりの人数が申し込みしてくれていていつもびっくりしています。
RISU算数の公式ページからクーポンコード「ans07a」を入力して、お試しに進んでくださいね。
わが家の息子は、年長の頃から小学生用を使っています。
RISU算数は無学年式だから、何年生のいつからでも始められるよ
まとめ
今回は今までの学習と反対のやり方を行う「反転学習」についてお伝えしました。
- 反転学習ってまだまだ新しい学習方法
- 反転学習は効果が実証されている!
- 反転学習にもメリット・デメリットがある
今すぐ学校の授業を変えることは難しいですが、「授業の前に家で予習をする」ことは今すぐでも取り組めます。
ご家庭や学校のタブレットで、まずは明日の授業でやる教材や動画を見ることから試してみましょう。
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